Vacuum Filling Machine(真空注液装置)
極板巻取後の工程で使用する、電解液の注液装置です。円筒型 / 角型タイプとラミネート型電池用があります。
真空注液装置共通の特長
・電解液の注液量はモータードライブ式計量ポンプで注液量を設定できます。
・注入速度は流量可変注入ポンプにより、自由に設定できます。
・電解液はストックタンクから流量可変注入ポンプで電池に注入するので、目視で確認できます。
・減圧 / 注入 / 加圧の条件を個々に設定できますので、電池や電解液の特性に応じた注入条件が設定できます。
・真空ポンプへの電解液の回り込みが殆んど無いので、高精度の注液を可能にしています。
・マニュアル操作で真空度 / 注入速度などを調整、確認できます。
・自動モードは任意の処理を連続して、最大 20 ステップまで実行できます。
・注入速度は流量可変注入ポンプにより、自由に設定できます。
・電解液はストックタンクから流量可変注入ポンプで電池に注入するので、目視で確認できます。
・減圧 / 注入 / 加圧の条件を個々に設定できますので、電池や電解液の特性に応じた注入条件が設定できます。
・真空ポンプへの電解液の回り込みが殆んど無いので、高精度の注液を可能にしています。
・マニュアル操作で真空度 / 注入速度などを調整、確認できます。
・自動モードは任意の処理を連続して、最大 20 ステップまで実行できます。
円筒 / 角型電池用
仕様表
適用電池 | ラボ用円筒 / 角型電池 |
電池サイズ | 18650 |
計量ポンプ | SH12M(0.4〜7.0cc) |
注入速度 | 0.4cc / 秒以下 |
最大注入量 | 20cc以下 |
ストックタンク | 25cc 上限SW付 |
真空度 | -97kPa |
電源 | AC100V 50/60Hz 3A |
制御 | プログラム制御 |
加圧源 | 0.5MPa |
外形寸法 | 500(W)×510(H)×367(D) mm |
重量 | 32kg(本体)、16kg(真空ポンプ) |
*写真は円筒型ですが、電池ホルダーを交換する事により角型電使用できますきます。
*注液条件は加圧 / 大気解放 / 真空を何度か繰り返す事により、より確実に電解液を 所定量、電池缶内に注入します。
ラミネート電池用
仕様表
適用電池 | ラボ用ラミネート電池 |
電池サイズ | 150mm×150mm×10t |
計量ポンプ | SH12M(0.4〜7.0cc) |
注入速度 | 0.9cc / 秒以下 |
最大注入量 | 150cc以下 |
ストックタンク | 170cc 上限SW付 |
真空度 | -97kPa |
電源 | AC100V 50/60Hz 10A |
制御 | プログラム制御 |
加圧源 | 0.5MPa |
封止幅 | 12mm×250mm |
封止温度 | 250℃以下 |
外形寸法 | 500(W)×480(H)×367(D) mm |
重量 | 40kg(本体)、30kg(真空ポンプ) |
*ラミネート電池の注液は真空と大気解放を繰り返して行います。電解液が所定量完全に注液された後に、真空状態で加熱シールを行います。